2006年 11 月 05 日 ( 22 : 00 )
精神病院での出来事
私は九州地方にある ある精神科病院についての
話を聞いたことがあります。
その病院の内部事情について 知っている限りで報告します。
(JanJan 2006/11/05 松山大智)
その病院は「開放型」をうたっている。
もちろん、なるべく「収容」という発想を採らない……という意味である。
病院には、開放型であることの自慢ともとれるスローガンが
石碑をはじめ各所に刻まれている。 創立者の文章だ。
しかし、この精神科病院は、デイケア重視であり、そのデイケアも問題が大きい。
デイケアは主に4つに分けられている。
・若年者向け
・壮年者向け
・技術を身につけたい者向け
・デイナイトケア向けである。
デイケアは、まず朝の申し込みから始まる。
申し込んだあと、各部屋に向かう。デイケアは挨拶から。
淡々と話せる人 言葉の出にくいシャイな人 病状の重い人 不機嫌な人。
不機嫌な人は いつも病院の問題点を 訴えて怒鳴る。
そして全員起立。
「 社会復帰 3条 」 を 唱えさせられる。
大体 社会復帰という言葉は 開放型の病院を うたう割には
おかしいのではないか という疑問が起こった。
社会から隔離されている わけではないのだから
言葉そのものが おかしいと 言わざるを得ない。
そして ビデオ鑑賞や スポーツ。 基本的に スポーツは ソフトボール。
この時 主導権はスポーツ万能の常連にある。
苦手なその人は ボールをとりそこね 手首を傷めた。
そして 傷めたその腕を ぐいぐい患者に引っ張られ 診察室へ。
もちろん その病院に整形外科の医師はいない。
湿布薬を 貼られたが 医療費は別口。
次に 技術関係の デイケアについて。
技術指導は 常連優先である。
そのため 新しく入ったその人は 否応無く土産物の 紙袋の貼り付け。
なかなか疲れるようだ。
常連は 自由に他の人と 会話できるのに その人はなじめない。
給料日。 額は半日で約70円。
ジュースも タバコも 買えないものだ。 しかも治療費は かかっている。
最後に 職員が患者に 1日の感想を聞く。
バスの時間の関係で 早く帰りたい人もいる。
しかし 早く出られるか 残されるかは
職員の裁量一つで 優先順位が決まる。
ある人は 文句ばかり 言われる。
このような 待遇の違いが 毎日続けば 面白くない人も増える。
寝たくないのに 動きたくないから と寝る人も出る。
職員は 「がんばれ!」 とか 「ファイト!」とか言うが 根本が分かっていない。
診察日も 朝申し込もうとすると
すでに20人くらい名前が書いてある。
早く来た患者が お金をもらって 仲間の名前を書くのだ。
申し込みは 「できるだけ 1人1つ」 という表示がある。
「できるだけ」 という 文字が気になる。
金をたかる患者もいる。
しかし いくら職員に訴えても 「貸す人が悪い」と取り合わない。
待合室では 常連がいつも騒いでいる。 さらに大音量のテレビ。
高校野球の時期は頭が痛くなるようだ。
トイレは隅に狭いものしかない。
お腹の調子の悪い時は、我慢が大変だ。
待ち時間に読むような雑誌はない。 新聞が1部あるだけ。
診察時間がいつになるかも分からない。
薬局は当時は 院外処方箋を出さない(現在は不明)。
しかし この薬は 出せるか 出せないかで 薬局で待たされ
受付と薬局を 何往復もした事が あるくらいである。
最近になって 苦情受付の アンケート箱ができた。 遅いくらいだ。
しかし アンケート用紙には 名前を記載する欄がある。
アンケートで 自分の名前を 書けるものだろうか?
不利になるのでは という 不安も出るものではないか?
アンケートの結果が 棒グラフで 張り出されているが
「その他・意味不明」 の項目だけ グラフがかなり長い。
月1回、「達成会」という会合がある。
全員を集め 歌を歌い 受診日数により 景品を出す。
景品は病院直営の 農園で育てた薔薇の花と 引き換えられる券。
景品を出すより 内部改革の方が 優先ではないのか。
しかも景品は 自分の組織の 利益になるものだ。
特定の宗教の 勧誘が起こった 事例もある。
寝ている患者の 横に付き ずっと説き続ける。
その病院の最大の特徴は 生活保護の人が多いこと。
受付の書類を見れば分かる。
勿論 生活保護自体が 問題だというわけではない。
生活保護をして 生きることは 悪いことではない。
しかし 生活保護なら 医療費は 税金から出る。
患者も 自分の腹は 痛まない。
その象徴として なかなか就職できないと悩む患者に
医師は診察の時 「生活保護の申請をすればよい」 と言う。
自立という 意味では全 くの疑問だ。















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